1、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)。
ポリスチレン−ブタジエン共重合体とも呼ばれる。その物理性能、加工性能と製品性能は天然ゴムに近く、いくつかの性能、例えば耐摩耗性、耐熱性、耐老化性と加硫速度は天然ゴムより優れており、天然ゴムと多種の合成ゴムと組み合わせて使用でき、タイヤ、テープ、ゴムホース、電線ケーブル、医療機器や各種ゴム製品の生産などの分野では、合成ゴムの最大の汎用品種であり、最初に工業化生産されたゴム品種の一つでもある。汎用合成ゴムの中で最大の品種であり、工業化生産を最初に実現したゴム品種の一つでもある。
2、ニトリルゴム
NBRはブタジエンとアクリロニトリルを乳化重合により作製した。NBRは主に低温乳化重合により生産され、優れた耐油性、高耐摩耗性、良好な耐熱性と強い付着力を有する。その欠点は耐低温性が悪く、耐オゾン性が悪く、絶縁性能が悪く、弾性がやや低いことである。ニトリルゴムは主に耐油性ゴム製品の製造に用いられる。NBRと略称し、ブタジエンとアクリロニトリルを共重合した合成ゴムである。
3、シリコンゴム(SR)
シリコン原子と酸素原子が入れ替わる主鎖を指し、シリコン原子は通常ゴムの2つの有機基に結合している。一般的なシリコーンゴムは、主にメチル基と少量のビニル基を含むシリコーン鎖節からなる。フェニル基の導入はシリコンゴムの耐高温性と耐低温性を高めることができ、トリフルオロプロピル基とシアノ基の導入はシリコンゴムの温度と耐油性を改善することができる。
4、シスブチルゴム(BR)
シス−1,4−ポリブタジエンゴムの略であり、その分子式は(C 4 H 6)nである。シスブタジエンゴムはブタジエンを重合した構造的に規則化された合成ゴムであり、そのシス構造含有量は95%を超える。触媒によっては、ニッケル系、コバルト系、チタン系、希土類系(ネオジム系)順丁ゴムに分類される。
5、イソプレンゴム(PR)
タイヤ生産用の高性能ゴム。その安定した化学性能でタイヤ製造業に広く応用されている。それは良好な弾性、耐寒性(ガラス温度は-68℃)と高い引張強度を持っている。抗酸化と多種の変形条件下で、耐切断と引裂き性は天然ゴムより高いが、混合、圧延などの加工性能は天然ゴムよりやや劣る。
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